現在ブームになっている民芸品ですが、鳥取には昔から鳥取民藝美術館という美術館が駅前にあります。
民藝運動に傾倒した鳥取の医師・吉田璋也(1898年~1972年)が昭和24年に「鳥取民藝館」として開設、翌年「鳥取民藝美術館」と改称されました。
細かな部分までこだわって作られた建物は国の登録有形文化財に登録されています。
先日紹介した手ぬぐいの柄も、鳥取の民藝品「牛ノ戸焼」がモチーフとなっているんですよ。
【更新情報】ブログ更新しました!「かまわぬコラボ!鳥取てぬぐい」https://t.co/nXDatPzmv1
— モルタル星人*⌒(◎∀◎) (@morutarumagic) September 15, 2020
てぬぐいブランドかまわぬとのコラボ鳥取てぬぐいが今井書店さんで販売中です。この柄に一目ぼれして買ってきましたが、何がモチーフか分かりますか?鳥取県民なら分かるデザイン。 pic.twitter.com/SGTojDzgZn
現在は特別展「柳宗悦との出会いから百年 吉田璋也の民藝 -美の王国を夢見て-」が開催中です。
工芸品と言うと陶器などの焼き物を想像しますが、椅子やテーブル、食卓に並ぶ道具など生活必需品など洗練されたデザインのものが多く展示されていました。多くは日常的に使用されていたものばかりです。
2階には志賀直哉や武者小路実篤で作られた文壇・白樺派との交流があったことを証明する貴重な資料も。吉田璋也は文豪とも交流があった文化人でした。
お隣の匠割烹は実際に民藝品の食器で食事ができるだけでなく、なんとしゃぶしゃぶ発祥のお店なんです!鳥取が発祥だなんて知らない人がほとんどなのでは?
そして向かいの建物は吉田璋也の病院「旧吉田医院」。民藝美術館の入場券があれば無料で入れます。
年に何度か特別公開が行われており、今回は2020年11月8日までとなっています。
平成の初めまで実際に使用されていました。びっくりするくらいレトロな作りですが、こちらもこだわりのある室内です。
現在鳥取市では「鳥取市文化芸術活動緊急応援キャンペーン」が10月1日より実施されており、鳥取市内の文化施設などが割引で入場できます。
先着順となっていますが、鳥取民藝美術館も対象となっており無料で入館することができました。
10/1(木)~鳥取市民の方を対象に実施される「鳥取市文化芸術活動緊急応援キャンペーン」について。
— 鳥取シネマ (@TOTTORI_CINEMA) September 24, 2020
・沢山の方にご利用頂けるよう、おひとり様1回のみ(1作品のみ)
・ご住所が確認できる免許証・保険証の提示
をお願い致します。https://t.co/drcsg5u5zz pic.twitter.com/dDuKdfgXKP
秋のおでかけにぜひご利用ください。
鳥取民藝美術館にて、特別展「柳宗悦との出会いから百年 吉田璋也の民藝 -美の王国を夢見て-」が開催中です。(令和3年3月7日まで)
— アートピアとっとり@鳥取県公式 (@artpiatottori) September 8, 2020
今年は、吉田璋也が柳宗悦と出会ってから百年となる、記念すべき年。
旧吉田医院も特別公開されています。(11月8日まで) pic.twitter.com/nWqqrXPWCN
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